昨日、急に夫が『燃える秋』の話をするので驚いた。
わしも大昔に見たわけだが、DVDが出てるなら見てみたいと思って検索したことがある。そもそもビデオもDVDも発売されていないことは知っていた。
それには金を出した三越のスキャンダルが絡んでお蔵入りした事情があるらしい。夫も百貨店@松坂屋 の下請けを長らくやっていたので百貨店ネタが大好き。なぜDVDが出てないのかを蕩々と語るので大人しく聴いていた。
五木寛之の原作では欣也@商社マン はカローラで名古屋から東京の真野響子のアパートまで走る。その後、情熱的なラブシーン。
映画では「僕のクルマは三菱のランサーだ」に変更。車両協力三菱ってのは宣伝にもなりますよね。
で、トヨタは車を東宝に貸してくれなかったのかな。三菱ランサーってクルマをこれで覚えた。
欣也、若くってカッコよかった。真野響子の愛人である佐分利信の老醜と対比させなきゃならんのでどこまでも若々しくカッコいい。
2本めは『火まつり』。主演:太地喜和子。中上健次原作。
欣也は役作りのためにちょっと太って、いかにもヤンチャなあんちゃんで、絶頂期の太地喜和子に対峙する。カッコいい。
3本めは「え? 何にしよう」困ったな。ソフトバンクのお父さんが邪魔して浮かんでこない。
そうじゃん。『八甲田山』があるじゃないか。