ちょっと長い関係のぶるーす

secondhand books 「六月」のブログ

『すぐ死ぬんだから』

NHKの日曜ドラマ『すぐ死ぬんだから』最終回まで見た。5話で終わるのがだらだらしてなくていいな。
主演三田佳子、長男の嫁が安藤玉恵、長男が『あまちゃん』にも出ていた鷲鼻のオタクっぽい俳優。余貴美子、溝端イケメン、フジパン松下由樹仲間由紀恵の夫の田中なんとかetc、キャストも超豪華。

店の在庫にある内館牧子の原作単行本をパラパラ。映像だけでも充分わかるが、姑から嫁への罵倒(心の声)がずばずば書いてあってスッキリした。そうかやっばりそう思っていたのだな。

原作のテーマ、老化と見た目のことはドラマでも描いていた。
原作にあってドラマで省略されたのは長男夫婦の孫たち2人の詳細。兄は超優秀な東北大生。妹は太っていていじめられっ子で兄に劣等感を抱いている。地味で偏差値低めの女子大小学部から大学まで上がり、1年生という設定までは老夫婦の話には盛り込めず、いろいろ面倒だから可愛い女子高生にした、等。

で、一気に最後まで読んだ。
昨日完結したドラマの原作を翌日読了するなんてあんまり経験がないことだが、テキストだけを読みながら三田佳子安藤玉恵松下由樹が出てきて台詞を喋ってくれるので楽しかった。
がんばれ安藤玉恵

安藤玉恵の三本。
1.探偵はバーにいる
2.透明なゆりかご
3.彼女の人生は間違いじゃない