ちょっと長い関係のぶるーす

secondhand books 「六月」のブログ

ゴキブリムエンダー活動弁士編

地元某大企業の皆さまの夏休み本日初日につきスーパーの駐車場も満車に近い。

その某大企業の広報部ぽいTV CM
www.youtube.com
に出演している香川照之が結構好きだ。ファンじゃないけど。
歌舞伎から昆虫まで、ボクシングから土下座まで、何でも出来る。
その好奇心はどこから出てくるのか。

先代市川猿之助浜木綿子の長男。
藤間紫のところへ走った猿之助は勝手に宙乗りやら早替わりやらで、やんやの喝采
浜木綿子まだ小さい息子を抱えながら女優としての人気は落とさず、見事に息子は東大合格。これは捨てられた妻が歯を食いしばってみせた女の意地だろう。息子を東大に入れたら女の人生双六あがりだ。

都内で育ったはずなのに、なんであんなにたくさんの虫を採集できたのかな、とかEテレ『昆虫すごいぜ』見てると感心する。

さて、トヨタイムズじゃない方のCM
KINCHO ゴキブリムエンダーのどこがすごいかを今日は語る。
https://www.kincho.co.jp/cm/html/muender_katsubenshi/index.html

まず日本語の特徴を本当によく利用している。
無「煙」の殺虫剤でゴキブリとは無「縁」の台所にする。同音異義熟語。ダジャレか。
そして、のたうちまわって死んだはずのゴキさんを「結果」という漢字だけで見せる。こんな風に作った殺虫剤のCMはかつてない。素晴らしいとしか言いようがない。
漢字のチカラここにあり、だ。

他の殺虫剤はすべてゴキさんの姿を出している。アニメっぽくSD化したりぬいぐるみで可愛く演出してはいるが、天下の嫌われ者ゴキブリの姿を見せてしまっていることには変わりない。

ゴキブリぽいものは一切出さずに「結果」「結果」「結果」~の漢字満載で、こんなに駆除できるんですよ、と薬効を大袈裟にアピールする。
なんと活動弁士に扮した香川照之が、だ。

あっ『カツベン』!
周防監督に成田凌じゃん。『おちょやん』を見るまで、成田凌のこと少しバカにしてたんだよね、ごめんね。キミはすばらしい。おばさんカツベンちゃんと見るから許してね。
いつのことやら〜

以上、キンチョーの戦略と香川照之の役者魂についてでした。
あれ? 長澤まさみの下手くそな関西弁をしゃべる虫コナーズのCM、今年もやってるっけ。
やってました! さらにパワーアップしてます。なんと『すばらしき世界』@日本アカデミー賞間違いなし の取材コンビが姉弟として再結成されてた!
蚊取り線香CM 藤原竜也については無駄遣いしてる気が少しする。

ゴキブリムエンダー、みさきは買ったことないです。