ちょっと長い関係のぶるーす

secondhand books 「六月」のブログ

稽古中の拾いモノ

わしは、まことによくモノを無くす。

「はけーん!」と書こうか、書くまいか、けっこう考えて……。
年甲斐もないことはよせ、と、わたしの理性がいうのでやめたのだが、気分としては「発見@冷静」ではなく「はけ〜ん!@興奮」だった。

いや、見つかりましたよ!>次女の貯金通帳。

「もらったけど、当分使わないから入金しといて〜」
と、日曜の晩に渡された通帳とばあさんからの合格祝の現金数万円が月曜日の朝、消えた。
「どうしても見つからんだ」というと
「ふう〜ん。まあ、探しといてねえ〜」

しょうがねえ親だなあ、と怒ってるに違いないのに、寛大でいいヤツである。
愚図なくせに癇癪もちのわしが生んだとは思えん。

で、いづこより失せ物出でたりけるや?

三味線のおっしょさんとこで、ミッフィーちゃんの袋からバチと楽譜を出そうとしたら、
通帳を見つけたのだ。

大声で「キタ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!」と叫びたい衝動を抑えつつ、じょんがらの御稽古がスイスイ進んだのはいうまでもない。
来年の五月に演奏する新曲に進んでしまいましたとさ。
なんか洋風の邦楽で、三味線なのにフラメンコギターみたい。