ちょっと長い関係のぶるーす

secondhand books 「六月」のブログ

2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

白靴の思い出

船団今週の季語は「白靴」。 わたしが高校生の頃、光ヶ丘女子高校の皆さまの夏服は紺の布地のプルオーバー(というのか? きっと脇にジッパーがあって、上から被って着るベスト、フレンチスリーブのような袖ぐりで広めに肩を覆う) ベストというと前開きだと…

【今日の惹句】「世界一の臆病者が英雄になった理由とはーー」

戦争映画は陸上自衛隊高等工科学校を不合格になった過去を持つ長男と見に行く事が多い。 ま、解説者としてご同行を願うわけだが、向こうも映画代を親が出すので「やぶさかではござらぬ」などという返事を寄こす。 「かなりの流血だが、いいのか」 「大丈夫」…

【今日の惹句】「それは、人生を変えるステージ。」

先に書いておく。 「わたし泣きましたわ」 あれ? 回文じゃないじゃん。回文になってると信じてた。つまらん。 3月に予告編を見て、これは見てもいいかもな、と思いながらすでに6月。まだかけてる小屋があるということはいまだに客が入るのか。 そもそも擬人…

【今日の惹句】「スラムのガキから王になれ!」

スラム街で育つが実は王子で……という貴種流離譚ではあるが「流離」の部分はすごく短く刈り込まれている。 早送りで、スラム街の悪ガキはあっという間にオトナの男に成長する。2分くらいじゃないか? 1分かも。 この早送りがツボ。わずか2分間で子役何人交代…

【今日の惹句】「少女と刻んだ最後の爪跡。」

怒りにかられると、握りこぶしの指の間から怖〜い爪がにゅっと生えちゃうウルヴァリンの遺伝子から生まれた殺人鬼少女がいた! っていう映画です。 で、ウルヴァリンってのは名前なのか? ローガンが名前なのか? ってくらいマーベルものにうといわたしであ…