ちょっと長い関係のぶるーす

secondhand books 「六月」のブログ

今日の惹句【伝説の殺し屋vs世界中の殺し屋】

【伝説の殺し屋vs世界中の殺し屋ーー追う者は追われる者へーー】
グレゴリオ暦にB.C.とA.C.があるように、みさきたまゑ暦にはB.D. A.D.がある。
Dはdogで、今年はA.D.2年。
犬嫌いの夫婦@わしらのことね が育てた4人の子の中で1人だけ犬好きがおりまして、その次女が苗字を変え、別の家に住みだしたのを機に、宿願の犬を飼いはじめた。
ペットショップでうっかり抱っこしてしまったが最後「この子を家に連れて帰らなきゃ」と思い(=まんまと敵の戦略にひっかかり)今じゃあ3匹の小型犬がいる。
犬っころめ〜、よく見るとかわいいではないか。てなわけで、やっと犬にさわれるようになってまだ2年め。若夫婦が旅行に行く時は給餌のために留守番をかってでて、ワンコと一緒に寝ることも出来るぞ。
さて。超カッコいい伝説の殺し屋、キアヌ・リーブスは妻亡き後、殺し屋稼業から足を洗い静かに犬と暮らすはずだった。にもかかわらず、よりによって犬を殺されてしまい壮絶な皆殺し劇へと発展したのが前作。本作には二代めの愛犬@名前はまだない が登場。
殺し屋のドラマなので、無用な殺生につぐ殺生が、ドンドンパチパチべきべきっ(カンフーの遣い手でもあるので骨をへし折るシーン多し)と、繰り広げられるわけだが、なぜか仏教徒のわしでさえ面白く見入ってしまう。その理由については別稿を起こす。構想は固まっている。
面白いのは殺し屋御用達専門店の皆さんの仕事ぶり。殺し屋ホテルのコンシェルジュ@犬好き。敵屋敷の昔の図面と今の青写真を扱う古書店。仕立て屋@仮縫いサイコー。銃ソムリエ。プロ同士の笑える会話。わざとアナログな道具を駆使するアカウント部の皆さん。tattooだらけの皆さん。
そうそう、この映画は会話が鑑賞のポイント。
日本語は当然として英語の字幕が出る時は英語以外の言葉を話してるわけです。ジョン・ウィックは語学堪能で何カ国語も話せる上に手話も出来る。当然、犬語もデキる。
A.D.2年のわし、犬語は全くわかりません。
メモ:ジョンはジョナサン。
ジョン・ウィック 2』
監督:チャド・スタエルスキ
主演:キアヌ・リーブス