ちょっと長い関係のぶるーす

secondhand books 「六月」のブログ

【今日の惹句】「世界一の臆病者が英雄になった理由とはーー」

戦争映画は陸上自衛隊高等工科学校を不合格になった過去を持つ長男と見に行く事が多い。
ま、解説者としてご同行を願うわけだが、向こうも映画代を親が出すので「やぶさかではござらぬ」などという返事を寄こす。
「かなりの流血だが、いいのか」
「大丈夫」
長男は無用な殺生の多い映画は嫌いというわし@仏教徒 の好みを知っているので、念押しをしてきた。
戦争映画で人が死ぬのはしょうがなかろう。
プライベート・ライアン』のノルマンディーの戦場と比べてみたかっただけなのだが、今回の戦場は沖縄である。複雑だ。
偉い人たちだけ勝手に自決して「終結の日」って決めた日から2日後。
8/15の2ヶ月以上も前。しぶとい日本兵。ほぼ不死身。
いかん。エキストラの日本兵があんなにデブなわけないじゃん。沖縄の民家が『ラストサムライ』や『沈黙』の百姓家と同じ造りなわけなかろって……。以下自粛。
おい! そこかよ。

監督:メル・ギブソン
主演:アンドリュー・ガーフィールド