別の映画を見るつもりが、早く着きすぎてこっちにした。
アラブ人とユダヤ人の楽団員をエルサレムでオーディションする。
「アラブ人は幕の向こうでユダヤ人は顔パス?」とかのセリフがあり勉強にはなった。
優等生的で、さてわしがヨシとする映画の面白さはあったかというと、イマイチだった。
アラブ人とユダヤ人が反発しながらも最後は感動的な楽団の演奏会が成功するんだろうなって思うじゃん。アラブ人の男の子が事故死して演奏会は中止になるんだけどさ。
最後の最後に1番華があって皮肉屋で鼻持ちならないイスラエル人の長身男子の方から歩み寄り『ボレロ』を奏でるわけだが、まあ「音楽に国境はない」のね、はいわかりました。
なあんか茶化しちゃいけない雰囲気は、つらい。2000年のわだかまり。つらくてしんどい。
11本め